ケミカルピーリングというと現代医療のような気がしますが、
実は歴史はとても古いんです。
4000年以上昔のエジプト文明の頃には民間医療として行われていたと言われています。
あの有名なクレオパトラはサワーミルク湯に入っていたとされていますが、
そのサワーミルクに含まれている乳酸で肌を柔らかくしていたと考えられています。
これも立派なケミカルピーリングです。
このころから女性は美への追及をしていたんですね。
その他にも、フランスのルイ14世が古くなったワインを肌に塗っていたという逸話もあります。
これも、酒石酸を利用したケミカルピーリングだと言えます。
エジプトやフランスだけではありません。
みなさんは、冬にゆずやみかんを湯船に入れたことがありませんか?
あれも一種のケミカルピーリングだと言えるのです。
ケミカルピーリングは言葉は新しいですが、方法は古くからあります。
知らないうちにケミカルピーリングを経験していることが多々あるかもしれませんね。
ケミカルピーリングが医療目的で世界的に広まったのは、
第一次世界大戦中に火薬でやけどを負った兵士の治療にフェノールを使用したことにより、皮膚再生が促進されたことが始まりのようです。
そこから、研究が進み、欧米を中心に広まっていきました。
ですが、その頃欧米で普及したのは、フェノール酸によるピーリングでした。
その方法は、副作用が問題視され、日本には普及せず、研究が重ねられ、
「AHAピーリング」と呼ばれるピーリングが開発されたことにより、日本に普及していきました。
そして、現在に至り、今では更に研究が重ねられ様々な種類のピーリングが誕生しました。
主に行われているケミカルピーリングは科学薬品を用いる方法であるため、医療行為であり、医師しか施術することができません。
